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陶芸作家 南雲英則さん[吉兵衛窯]とつくった陶器のコーヒーマグとフリーカップ

更新日:2020年5月20日


陶器のコーヒーカップは高価なものも多いせいか、少しよそいきな雰囲気を感じて、日常的に使うのがためらわれるものが多くないでしょうか。


「せっかく買ったけど主に来客用で、ずっと食器棚に飾られている」陶器のカップは、実はどの家庭にもありそう。普段からコーヒーをたくさん飲む人であれば、磁器やステンレスなど、手入れが楽なものを日常使いしている方も多いはずです。


そこで今回は、陶器製でもシンプルでガシガシと使えて、さらに手仕事のぬくもりが感じられるカップがあれば、コーヒーライフがもっと楽しくなるのではと考えて、モダンさも兼ね備えた“デイリー使いができる”陶器のコーヒーマグとフリーカップをつくりました。


「スモールマウンテン 」が制作を依頼したのは、栃木県那須烏山市にある窯元「吉兵衛窯」の陶芸作家・南雲英則さん。



南雲さんは食器を中心に、茶器から大きな花瓶まで作っている陶工ですが、自身もコーヒー好きなことからコーヒーカップも手がけており、人気のイタリアンレストランからもカップを依頼されています。


今回「スモールマウンテン 」では、デイリーにスペシャルティコーヒーを愉しむためのマグとフリーカップを南雲さんにお願いすることにしました。


”つくったひと” 陶芸作家・南雲英則さん[吉兵衛窯]

Profile |

1973年栃木県小山市生まれ。大学卒業後に作陶を志し、

益子焼の工房で修行後、2002年に小山市で築窯を開始。

2009年に栃木県那須烏山市の里山に拠点を移し

「吉兵衛窯(きちべえがま)」を設立。


豊かな自然に囲まれ、穏やかな空気が流れる栃木県那須烏山市の山里に陶芸作家・南雲英則さんの「吉兵衛窯」はあります。



早稲田大学在学中に「自らの手に職をつけたい」という想いの中で陶芸を志したという南雲さんは、卒業後に地元栃木県の益子焼の窯で2年間修行し、2002年には栃木県小山市の実家に築窯。修行年数も浅い中での独立は珍しく、その後はほぼ独学で「作りながら学ぶ」中で作陶の技術を磨いてきたそうです。



陶器市や個展にも意欲的に出展し、2009年には栃木県那須烏山市の山里に制作の拠点を移した南雲さんは、窯を移した地に昔から「吉兵衛屋敷」という名称があったことから、自らの「吉兵衛窯」を設立。


土は厳選した“生きた土”、そして釉薬には自家製の天然灰を使い、昔ながらの蹴轆轤(けろくろ / 足でろくろを回転させる伝統的な製法)を使うというこだわりの中で作陶に向き合っています。


日常使いの食器から大きな花器、そして茶道具に至るまで手がけている南雲さんは「大きなものを作ることで小さいもののつくり方が分かり、小さいものをつくることで大きなもののつくり方が分かる」と言います。



そんな中で南雲さんが長年作り続けているのが、コーヒーカップ。自身もコーヒー好きという南雲さんは、作業中や来客があるときも一服のコーヒーを愉しんでいるそうです。


今回「スモールマウンテン」では、南雲さんの「天然の“生きた土”にこだわり、着色を施さない自然な釉薬を使う」という独自の制約のもと、自然な発色のライトグレーのコーヒーマグカップを特注しました。


こだわったのは、天然のグレーの色出し

まずお願いしたのは「スモールマウンテン 」のキーカラーであるライトグレーを基調にしたものにして欲しいこと。天然の土と釉薬によって表現することを信条としている南雲さんは、この色味を出すために何度も試作を繰り返し、最終的に約半年の時間を要しました。



表面は落ち着いた空間にも合うライトグレーで、内側はコーヒーの色彩を目で味わえるように、南雲さんが得意とする手法である粉引(こひき)を施しています。


スモールマウンテン ×南雲英則 オリジナルマグ

マグの形状はストンとした縦型。最大260mlの分量が入るので、普段からたくさんコーヒーを飲む方にもおすすめのサイズ感です。

品名 : 吉兵衛窯 × スモールマウンテン 陶器コーヒーマグ(飴釉/アメユウ)
用途 : コーヒー、スープ、紅茶など
価格 : ¥3,200+tax
サイズ : 天地10cm × 半径 7.7mm 
重量 : 約300g
容量 : 最大 260ml
※ 手作り品のため一点ずつ表情や重量に違いがございます。
左上)マグ(飴釉 刷毛目/アメユウ ハケメ)¥3,200+tax
右上)マグ(紅柄/ベンガラ)¥3,200+tax
左下)マグ(鬼板/オニイタ)¥3,200+tax
右下)マグ(鬼板マット/オニイタマット)¥3,200+tax
スモールマウンテン×南雲英則 オリジナル フリーカップ

フリーカップも同じく260mlの大容量。上に向かって半径が大きくなっているのが特徴です。フリーカップは、コーヒーだけでなくスープやビールなどを入れるのにも程よいサイズ感です。

品名 : 吉兵衛窯 × スモールマウンテン 陶器フリーカップ(飴釉/アメユウ)
用途 : コーヒー、スープ、ビール、緑茶、紅茶など
価格 : ¥2,200+tax
サイズ :  天地8.5cm × 半径(上) 9.5cm /(下) 6.7cm
重量 : 約230〜270g
容量 : 最大 260ml
※ 手作り品のため一点ずつ表情や重量に違いがございます。
左上)フリーカップ(飴釉 刷毛目/アメユウ ハケメ)¥2,400+tax
右上)フリーカップ(紅柄/ベンガラ)¥2,400+tax
左下)フリーカップ(鬼板/オニイタ)¥2,400+tax
右下)フリーカップ(鬼板マット/オニイタマット)¥2,400+tax

すべて色はライトグレーベースのツートーンを基調としており、カップ下部に素朴な飴釉(アメユウ)、褐色の紅柄(ベンガラ)、燻銀のような鬼板(オニイタ ※マット地もあり)の3色を、マグとフリーカップそれぞれにバリエーションをつくりました。ライトグレーとの掛け合わせはお好み次第。できるだけご自身が飽きの来ないものを選んでいただくことをおすすめします。


用途はコーヒーはもちろん、紅茶や緑茶、そしてスープなどにもおすすめです。


日常的に美味しいコーヒーを味わっていただくためにつくった「スモールマウンテン」オリジナルのコーヒーマグとフリーカップ。どうぞ末長くご愛用ください。


※ こちらの商品はウェブストアからもお買い求めいただけます。初期ロットは各型、各色ごとに生産数が限られておりますので、欠品の可能性もあることをご了承ください。

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